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毎日の咳 「猫喘息では?」と診断された
わが家の猫ダッシュくんは、早いもので今年10才になります。
ダッシュくんは、1才の頃から咳をよくしていて(週に2~3回、多い時期は毎日)、健康診断の度に伝えていましたが、レントゲンや血液検査の数値を見ても「特に問題ない」とのことで、特別なケアや治療などは行わずにここまできていました。
そして最近の健康診断で、「猫喘息では?」と伝えられました・・
血液検査で好酸球値が高く、おしりにできた腫れや脇の下のハゲも、猫喘息の兆候とのことでした。
猫の咳(気管支炎・猫喘息) 症状・原因・検査・治療法
早めに症状を抑えることができれば、肺や気管へのダメージも最小限で済むとのとこで、獣医からはステロイド治療を勧められました。
しかし、過去にステロイド治療の副作用で糖尿病を発症した経験が別猫であり、あまり気が進みません・・
猫喘息の知識も少なかったので、まずは自分なりに調べ、治療の前にできる室内の環境対策から始めてみることにしたのです。
そして、結論から言うと、ダッシュくんの咳は劇的に改善しました。
ここからは、自分なりに調べたことと、実際に行った環境対策をご紹介します。
猫の咳(気管支炎・猫喘息) 症状
✔ 咳をする
✔ 呼吸が速い・荒い・口呼吸をする
✔ 疲れやすく、動きたがらない
✔ 息を吐くとき音がする(喘鳴:ぜいめい)
ダッシュくんは、咳以外の症状は今のところありません。
猫の咳(気管支炎・猫喘息) 原因・検査
猫喘息の原因は明確には分かっておらず、アレルギーによるものと考えられています。
✔ ハウスダスト・カビ
✔ 花粉
✔ 有害な刺激(洗剤・消臭剤・芳香剤・化粧品・整髪剤・香水・タバコなど)
引っ越しや、家具・カーペットの新調時に、新たなアレルゲンにさらされることもあるようです。
猫がどんなアレルギーを持っているかはアレルギー検査で分かりますが、猫喘息かどうかは血液検査・X線検査など複合的に判断する必要があります。
猫に安全な洗剤が気になる方は、こちらもお読みください。
猫の咳(気管支炎・猫喘息) 治療法
✔ 気管支拡張薬
✔ 抗炎症剤(ステロイド)
✔ 酸素吸入(飲み薬困難、副作用気になる)
✔ 抗ヒスタミン薬(アレルギーに対する薬)
✔ 抗生剤
治療法は、発作時・慢性経過時によって異なり、重度によっても変わるようです。
猫の咳(気管支炎・猫喘息) 治療の前にできる環境対策
ホコリ・猫毛・猫砂の粉塵が舞わない掃除
猫たちは床から20cmほどのところで過ごしているため、飼い主が室内を歩き回るたびに舞い上がる、チリ・ホコリ・猫毛・猫砂の粉塵などを吸い込みやすい・・
できるだけホコリが舞わない方法で、お掃除したいですね。
✔ ほうきより掃除機(ほうきはホコリが舞う)
✔ 掃除は朝(夜中にホコリが落ちる)
✔ はたきがけの後に掃除機
✔ 換気は掃除の後
わが家の愛用の掃除機は「ツインバード」。もう何代目か分からないくらいリピート購入しています。
保護団体時代に、シェルターの毎日のお掃除で「ダ◯◯ン」も使っていましたが、吸引力・使いやすさともに「ツインバード」の圧勝でした。
ツインバードの特徴
✔ 吸引力のお陰で、猫トイレ周辺やマットやソファについた猫毛も時短でキレイ
✔ ノズルが本体に付いてるので、サッと付け替えて細かな場所も毎日キレイ
✔ サイクロン式でごみ捨てもラク
✔ 自立するスタンド収納。コードもクルクル巻ける
✔ 5000円未満で、毎日使って3~4年もつのでコスパ最強
✔ 音が大きめなので猫が怖がる・・
ちなみに「ダ◯◯ン」は全く吸わない猫砂も多く、小回りがきかず、重いし煩い上に半年で壊れ、ある意味で期待を裏切られました。
後に、「ダ◯◯ンは吸引力が落ちない」だけで、他の掃除機の1/4ほどの吸引力しかないという「国民生活センター」の調査データを見て妙に納得・・
はたきがけは、これまで気が向いたときにしかやっていなかったので、曜日を決めて定期的にやるようにしました。
下にホコリを落とすのではなく、吸着センイに付着させ、ホコリごと取り替えポイッできるハンディモップが便利です。
エアコンが汚れていると、ハウスダストやカビを空中に撒き散らすことになるので、マメなフィルター掃除や、業者さんによる定期的なクリーニングもしておきたい。
わが家は、自動でフィルター掃除してくれるエアコンなのでラクで助かっています。
プロによるクリーニングは、昨年業者さんにお願いしました。次回は来年でいいかな・・
毎朝の換気
実はこれまで、全くしてこなかった換気・・
カビやハウスダストを発生しにくくするには、風通しが大事とのことなので、掃除後の換気を習慣にすることにしました。
家全体の空気を入れ替えるイメージで、全方角の窓、クローゼットの扉もバーーーンと開けること10分。
物が多かったり、長年使っていないものをしまい込んでいると、カビやダニが発生しやすいので、断捨離をして物を減らしておくことも大事ですね。
猫が脱走しないように、廊下に取り付けたゲートはこちら。
換気中の窓の隙間から、虫が侵入するのが怖い方はこちらを参考に隙間を埋めてみてください。
布団クリーナー
布団・カーペット・ソファーなど、頻繁に洗えない布モノに潜んでいるダニやハウスダスト・・
猫たちもゴロゴロする場所だし、ダニは目視で分からないから余計に気になる・・・
そんなわけで、ダニの量によって赤・黄・緑に変色する「ダニちりセンサー」付きの、アイリスオーヤマ「布団クリーナー」を購入しました。
「布団からこんなにゴミが吸い取れて驚き」のレビューも多く、「ぎょえ~~~」を楽しみにしていたのですが、わが家の布団・カーペット・ソファーからはほとんどゴミが吸い取れず、センサーはキレイサインの緑ばかり。
本来喜ばしいことなのですが、ちょっとガッカリしたりして・・
ひょっとすると、吸引力がすごい「ツインバード」で、毎日ソファーやカーペットを掃除していたお陰かもしれません。
空気清浄機
実は、ここまででダッシュくんの咳がかなり改善され、空気清浄機は購入するに至っておりません。
●改善前
週に2~3度(多いときは毎日)、10~20回は咳き込む
●改善後
2週間に1度あるかないか、5回ほど咳き込む
おそらくは、毎日の換気が、ダッシュくんの咳の改善に大きな効果があったように感じます。
この先、また咳が増えるようなことがあれば空気清浄機を試し、治療の検討はその後でも良いかなと思っています。
最後に、たまにペット保険について質問をいただくのですが、わが家は数年前にペット保険は解約しました。
ペット保険は「病気になった時の備え」なので、「予防」や「早期発見」にお金を使った方が良いのでは?と考えるようになったからです。
ご飯(サプリメント含む)やストレスを溜めない室内環境などの「予防ケア」に力を入れた方が猫たちの幸福度も上がりますしね。
自身が保険代理店になっておこうかなと(里親さんから入りたいと言われることも多い)、ペット保険の内情を知ってしまったことも解約のきっかけとなりました(苦笑)
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猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターの運営を経て、シェルターを持たない保護猫活動「AHAHA」を運営。(譲渡猫200、猫トラブル改善2,000以上)
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他