失敗しない猫用ゲート(柵)選び/おすすめゲート【猫の脱走防止・侵入禁止・エリア分け】

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このブログでは、猫用ゲートを選ぶ際の注意点や、自宅に購入した猫用ゲートのレビューを交え、「猫を幸せにするアドバイザー」の視点でご紹介します。

このブログで分かること
・猫用ゲートの用途
・猫用ゲートを選ぶ際のポイント
・オススメの猫用ゲート
・実際に使ってみた感想

特に、大きな物を室内に設置するのがためらわれたり、圧迫感が心配な方に、ぜひ読んでいただきたいです。


猫用ゲート(柵)の用途

猫用ゲートは、様々な場面で活用できます。

・玄関の脱走防止
・キッチンなどへの立ち入り禁止
・ドアの代わりにして、風通しを良くする
・新しくお迎えした猫の、スペースを少しずつ広げる
・新しくお迎えした猫と先住猫の、対面ステップ

猫に入ってほしくない場所に設置するだけでなく、新しくお迎えした猫を「家」や「先住猫」に少しずつ慣れてもらうための仕切りとしても使えます。

詳しくは、こちらのブログで紹介しています。

猫用ゲート(柵)を選ぶ際のポイント

猫用ゲートを選ぶとき、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

さまざまなメーカーのゲートを比較し、レビューを参考にした結果、以下の点に留意すれば猫用ケージ選びに失敗は無さそうです。

・猫がジャンプしても飛び越えられない、「高さ」「構造」か
・ポールの隙間から、すり抜けられないか
・設置したい場所に、ゲートサイズが合うか
・倒れやすくないか
・開閉がラクに行えるか

猫がジャンプしても飛び越えられない、「高さ」「構造」か

猫はベビーゲートや犬用フェンスを簡単に飛び越えてしまうため、猫用ゲートはある程度の高さが必要です。

市販の猫用ゲートは、高さが135cmから2m近くまで様々な種類がありますが、低すぎると運動能力の高い猫には飛び越えられてしまい、高すぎると圧迫感があります。

また、手や足を引っ掛けられる構造のゲートでは、猫がはしごのように登ってしまうことがありますので、縦のポールだけのタイプを選ぶことも重要です。

実際に使った方々のレビューを見ると、高さが150cmで縦のポールだけのタイプであれば、ほとんどの猫が飛び越えることがないようです。

ポールの隙間から、すり抜けられないか

猫は、頭が通り抜ける幅があれば簡単にすり抜けることができます。

特に子猫は非常に狭い隙間でもすり抜けてしまうため、猫用ゲートのポール間隔は3.5cm以下である必要があります。

ただし、ポール間隔が3.5cm以下でも、猫用ゲートと壁の間にできた隙間から通り抜けてしまう場合もあるため、設置したい位置に隙間が生じないか、サイズをしっかり確認する必要があります。

設置したい場所に、ゲートサイズが合うか

玄関・廊下・キッチンなど、設置したい場所と猫用ゲートのサイズが合うか確認します。

猫用ゲートの多くは「天井突っ張りタイプ」または「左右の壁に突っ張るタイプ」なので、可動域内にゲートの高さや幅が収まるかを必ず計測しておきます。

また、今回の用途が終わった後も、別の場所や異なる目的で利用できるように、汎用的な猫用ゲートを選ぶとさらに便利です。

倒れやすくないか

猫用ゲートは重量があり、高さもあるため、もし転倒した場合は非常に危険です。

また、不仲な猫同士がゲート越しにバトルしたり、体当たりしたりすることもあります。

さらに、手や足を引っ掛けられる構造の猫用ゲートでは、猫がガシャガシャと登ったりすることで転倒する可能性もあります。

地震で転倒してこないように、ゲートをしっかりと固定することも重要です。

・突っ張る場所の壁裏に、下地があるかどうかを確認する
・ウォールセーバーを使用して、ゲートを直接壁に当てないようにする
・猫が登られない構造のゲートを選ぶ

開閉がラクに行えるか

猫用ゲートの設置場所が、人が頻繁に通る場所にある場合、開け閉めがスムーズに行えるかも重要です。

猫用ゲートのロックがワンタッチで開閉できるかどうかや、ゲートを開けっ放しにした場合にブラブラと邪魔にならないかなど、人がストレスを感じないかもポイントです。

オススメの猫用ゲート(柵)

上記のポイントをすべて満たし、わが家の用途にピッタリな柵はこちらでした。

「LIFAXIA」ペットゲートハイタイプ



・高さが選べる(170cm or 190cm)
・ポール間隔が3.5cm
・縦ポールのみの構造
・幅拡張パーツ有り
・ウォールセーバー付属
・開け閉めは片手で簡単
・90度オープンキープ機能(両開き)
・安心の1年間保証付き

柵の拡張パーツも豊富に揃っており、別の用途で使いたい場合に汎用的に利用できるのも便利です。

取っ手部分が猫の足場になり乗り越えられてしまう可能性が多いですが、こちらはその心配がありません。

追記:わが家のは高さ150cmタイプですが、現在は170cmか190cmのみとなっている?ようです。

実際に使ってみた感想

わが家では自宅で保護猫活動を行っており、2階の保護部屋にはさまざまな猫がやってきます。

いま家にいる保護猫は非常に繊細で、1年以上かかってようやく人にも家にも猫にも慣れてきたところで、保護部屋から少しずつスペースを広げていきたいと思っていました。

また、保護部屋が蒸し暑いため、2階の入り口に柵を設置して保護部屋のドアを開け放つことにしました。これにより、風通しを良くすることができました。

保護部屋のドアを開け、廊下にも出て来れるようになった!
換気窓からの風が廊下をつたって保護部屋にも届くように!

日に何度も、両手に何かしらを持って階段を上り下りするため、ワンタッチで開けられ、ノータッチで閉まるラクさで、今のところストレスなく使用できています。

ボタンを押してスライドさせます

「LIFAXIA」の猫用ケージは10Kgもあるため、もし階段から転落したら非常に危険です。

付属のウォールセーバーがいい仕事をしてくれていて、幅の都合で片側しか取り付けられなかったにもかかわらず、しっかりと固定されています。

つまずき防止板も備わっており、安心して通ることができます。

ドアは両方向に開くことができ、90度で停止する「オープンキープ機能」も備わっています。



ただひとつ気になる点は、使いはじめて数日経った頃から、閉まる際に金具が擦れるような音がかなり大きくなったことです。

商品ページを再確認すると、以下の注意事項が記載されており、閉まる際の大きな音について言及されています。

「オートクローズ機能はございますが、大きな音が鳴りますので推奨しておりません。※気になる方は緩衝材や防音ゴムなどをお取り付けください」


わが家の場合は、手でおさえながらゆっくり閉じても、管楽器のような音が鳴り響くため(笑)メーカーさんに問い合わせしたところ「油をさしてみてください」との回答が。

ワンプッシュで不快音はウソのようにおさまりました!

ゲートと併せて購入しておくと安心ですね!

保護猫活動に必須アイテムのゲートですが、大きなものを部屋に置きたくない理由から、これまで購入していませんでした。

が、このゲートは圧迫感もそれほど気にならず、換気がばーんとでき、保護猫たちの家猫修行のやりやすさなど利便性のほうが大きく、設置して良かった!と感じています。

同じように悩んでいる方にとって、参考になれば幸いです。

ショート動画でもご覧いただけます↓
(こちらの動画を見てくださったメーカーさんからご連絡をいただき、「えん様愛用品」と商品ページでもご紹介くださっています。)

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