キャットフードの選び方|もう迷わないパッケージはココを見る!

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キャットフード、どのような視点で選んでいますか?

パッケージに大きく書かれている正面の文字につい目がいってしまいますが、「原材料名」と「成分分析値(成分表)」の見方を知っておくことで、少し自信をもってフードを選ぶことができます。

今回のブログでは、以下3つに絞って解説していきます。

・「原材料名」のトップ
・「原材料名」の危険な酸化防止剤と添加物
・「成分分析値」のタンパク質の乾物値

オーガニックや手作り食にこだわっている方もいますし、療法食などで食事制限がある猫もいますので、 以下でご紹介する内容はあくまで選び方の目安として捉えていただけたらと思います。



原材料名

動物性タンパク質

パッケージの「原材料名」には、そのフードに含まれている原材料の多い順に記載されています。


猫は完全肉食動物なので、原材料名のトップに何が書かれているかをチェックします。

① 動物性タンパク質
「チキン」や「ターキー」などの具体名

多くのキャットフードで使われている以下のお肉は、人間が食べる部分の余りを集め、熱を加えて脂肪分を抜き乾燥させたもの。

当然ながら、熱処理される度に栄養素は壊れていきます。

・◯◯ミール
・◯◯粉
・ドライ◯◯
・◯◯パウダー
・乾燥◯◯

「◯◯ミール」で使われているお肉の部位は、粗悪から良質までいろいろ。

パッケージの表記だけでは判断できないこともあるので、気になる方は公式サイトをチェックしたりメーカーさんに問い合わせてみてください。

酸化防止剤

ドライフードには10%近くの脂肪が含まれているので、フードを開封したそばから酸化が進みます。

酸化した油が体内に蓄積されていくと、嘔吐や皮膚トラブルをはじめ、細胞を老化させガンの原因にもなると言われています。

このため、ドライフードには「合成」か「天然」の酸化防止剤は必ず含まれており、その効果と安全性は一長一短です。

酸化防止効果:
高い → 合成、低い → 天然

安全性:
高い → 天然、低い → 合成

合成酸化防止剤

人工的に作られた酸化防止剤は、酸化防止効果は高いのですが、発がん性・変異原性・催奇性などの危険性が指摘されています。

もちろんペットフード安全法に記された範囲内での使用は認められていますが、それらを摂取し続けた体への影響についてエビデンスが少ないのも事実。

◆危険性が指摘されている合成酸化防止剤
・エトキシキン
・BHA
・BHT
・没食子酸プロピル

天然酸化防止剤

天然酸化防止剤は合成に比べれは安全ですが、酸化防止効果は低いため、開封したフードは自力で酸化から守っていく必要があります。

◆一般的な天然酸化防止剤
・ローズマリー抽出物
・緑茶抽出物
・クエン酸
・ミックストコフェロール(ビタミンE)
・アスコルビン酸(ビタミンC)

◆酸化防止の工夫
・小袋で購入
・開封したら密閉容器へ
・大袋の場合は残りを真空する
・直射日光を避け涼しい場所に保管
・開封したら2週間ほどで使い切る

添加物

添加物についても全てが悪いわけではありませんが、香料・甘味料・着色料・とろみ成分など食いつきをよくするための添加物を入れなければ、食べてもらえないレベルのお肉を使用しているフードという見方もできます。

◆気をつけたい添加物
・プロピレングリコール
・亜硝酸ナトリウム
・ソルビン酸カリウム
・ソルビトール
・キシリトール
・カラギーナン
・◯色◯号

成分分析値(成分表)

原材料と合わせてパッケージに記載されている「成分分析値(成分表)」は栄養の割合を示した値で、「タンパク質」「脂質」「粗繊維」「灰分」「水分」の含有量表示が定められています。

「タンパク質」は水分を抜いた乾物値で30%以上あると理想的です。(※)

乾物値に変換することで、ドライフードとウェットフードのタンパク質の比較も正しく把握できます。

(※)AAFCOの定め
子猫=30.0%以上、成猫=26.0%以上

例えば、以下の商品を比較すると、パッケージ表記上ドライフードの方がタンパク質が高いのですが

◆ドライフード :タンパク質25%、水分10%
◆ウェットフード:タンパク質10%、水分80%

乾物値に変換すると、ウェットフードの方がタンパク質が高いことが分かります。

乾物値の求め方
タンパク質 ➗(100ー水分量)✕ 100

◆ドライフード : 25 ➗(100ー10)✕ 100=28%
◆ウェットフード: 10 ➗(100ー80)✕ 100=50%

おすすめキャットフード

これらをクリアしているキャットフードは国産ではほとんど見つからないし価格もそれなり・・・なので許容範囲内で探すか、動物先進国の海外キャットフードがオススメです。

フリーズドライ製法やグレードが良いフードは、飼い主のごはんより高級になることもあるので、ここからは品質が良く比較的取り入れやすい価格のキャットフードをご紹介します。

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モグニャンと同じ会社のフード。
お肉&魚が使用されていて、タンパク質の乾物値が43%。
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いかがでしたでしょうか。

キャットフード選びに迷われている方の参考になりましたら幸いです。

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