猫の水分摂取量を増やすアイデアまとめ

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猫の健康維持には、毎日必要な水分量を摂取してもらう必要がありますが、積極的に飲水してくれない猫も少なくないかと思います。

そこで、猫の飲水料を増やすアイデアをお伝えしていきます!


なぜ猫は水を飲まないのか

猫の祖先は砂漠で生活していたため、水場から水を飲む習性がなく、水分摂取は捕食動物から補っていました。

しかし現代の家猫は、水分量が10%ほどしかないドライフードがメインの食事となり、明らかに水分摂取量が減ったのですが、水を飲む習性がないのは変わらずそのまま・・・

それにより、腎臓病や尿結晶などの病気にかかる猫が増えてしまいました。

猫が必要な水分量

猫に必要な1日の水分量は、体重1Kgあたり50mlほど。

体重4Kgの猫の場合は200mlほどの水分摂取が必要になります。

マグカップ1杯ほども飲んでいるか不安になりますね・・・

食事から水分を補いつつ、飲水量を増やすためにできることをご紹介していきます。

食事からの水分補給を増やす

ドライフード

ドライフードは長期保存させるために、カビが発生しないよう水分含有量は10%ほどしかありません。

ドライフードをメインにあげている方も多いかと思いますが、その場合200ml近くの水を猫に自ら飲水してもらう必要がありますが、猫にとってはハードルが高すぎ・・

ドライフードメインの食事の場合は、少しお湯を足してスープ状にしてみたり工夫してみてください。

ウェットフード

ウェットフードの水分含有量は70%ほど。

水分含有量だけみたらウェットフードを食事のメインにした方が良さそうですが、総合栄養食はドライフードが多いのです。

中にはウェットタイプの総合栄養食もあり、ウェット好きの猫も多いですので、積極的に取り入れていきたいですね。

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お肉

お肉の水分含有量は70%ほど。

また、猫は完全な肉食動物です。

穀物でかさ増しされているドライフードも多く、猫の体に必要な良質なタンパク質は、市販のキャットフードだけではなかなか補えません。

完全な手作り食に切り替えることはハードルが高そうですが、市販のフードにトッピングしたり、1日1度はお肉をメインにしてみたり、可能な範囲でお肉を取り入れてみることで、水分摂取量と良質なタンパク質のどちらも補うことができます。

わが家は、ペット用(ヒューマングレードですが)のラインナップが豊富な「Meat-Gen」などでいろいろなお肉を購入しています。

飲水量を増やす

給水スポットを増やす

猫のトイレの数と同じで、給水スポットも少なくとも「猫の頭数+1」あると良いそう。

部屋数が多い場合は各部屋に1つは設置し、猫の通り道(廊下)や目につく場所への設置を工夫してみたり、給水回数を増やしていきましょう。

また、ご飯の横に給水器を設置するのは実はNG。

野生の猫は捕食動物の横に水場などなかったため、人間のように食事と水分補給がセットという習慣がなく、水が捕食中の血液などで汚れるのを避ける習性が残っているため、ご飯を食べる場所で飲水したがりません。

新鮮な水

猫は新鮮な水を飲みたがります。

ミネラルウォーターである必要はなく、日本の場合は水道水で充分ですが、できれば日に何度か取り替えてあげられると良いです。

わが家の猫も、新しいお水を入れ替えたそばから飲みにやって来ます。

ミネラルウォーターをあげる場合は、ミネラルが多すぎる硬水ではなく、軟水にしましょう。

お気に入りの給水器を見つける

猫によって、好みの器や高さは異なりますし、ちょろちょろと流水している水道からあえて飲みたがる猫もいます。

ろ過装置の掃除はマメにする必要がありますが、循環する自動給水器なども試しつつ、猫のお気に入りを探してみましょう。

こちらは、水道から出るお水が好きな猫も喜ぶ設計で、音も静かなようです。





わが家では、 猫がお水をよく飲むようにと開発された 「ヘルスウォーターボウル」を好んでよく飲んでいます。

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冷水ではなく温水

冷たいお水が苦手な猫は多いです。

特に冬場は、「喉が乾いた」と気がつきにくく飲水量が減ってしまいます。

お水を入れ替えるときに、お湯を入れるようにしていますが、冬場はあっという間にキンキンに・・・

そんな折、良いものを見つけました!

人間用のマグカップウォーマーです。



いろんな種類が発売されていますが、わが家で購入したのはこちらです。

【注意】この商品自体は優れものなのですが、Amazon(に出店している販売店)から画像とは異なる商品(不良品)が届いたとのご連絡をたくさん受けています。おそらくですが「白」はどのショップでも完売しているようですので、ご購入時はお気をつけください。

40-60℃ほどの適温で保温してくれるのですが、重量センサーが付いているので、給水器を乗せればノータッチで保温が開始され、給水器を持ち上げればノータッチでスイッチを切ってくれます。

防水機能も付いているので、留守中に何かが起きて給水器がひっくり返ったとしても感電などの心配が無いですので安心して使えます。

猫たちも、この場所の水が温かいことに気づいてからは、こぞってここで飲んでいますヨ!


保護猫がやってきたストレスからか、尿結晶が見つかってしまったうちの猫たちですが、サプリメントとスープごはんとマグカップウォーマーからの積極的な給水により、1ヶ月後に改善しました!

温かいお湯を飲む猫を横目に、冷めたコーヒーを飲む・・・マグカップウォーマーを使う猫が羨ましすぎる猫ファーストなわが家です(笑)




いかがでしたでしょうか。

飼い猫の水分摂取量が気になっていた方の参考になりましたら幸いです。

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