
最近、「猫との暮らし」にまつわる本を読みあさっているのですが、お家の中の空間づくりが室内猫のQOL(生活の質)に直結していることを知り、人も猫も今よりもっと快適に暮らせたらなぁ~と、お部屋の改善を少しずつ楽しんでいます。
お部屋の空間づくりが猫のQOLを上げる
人間は部屋の空間を床面積だけの平面で捉えますが、猫は壁や天井も含めた立体でとらえるので、床面積が狭かったとしても工夫しだいで立体の面積を増やし、猫が広く感じる空間にすることができちゃいます!
とはいえ、いきなり家中の壁にキャットウォークを張り巡らせるなんてことは、現実的に難しかったりもしますので、キャットタワーを軸に家具やキャットステップを使って、猫が回遊できる動線を少しずつ広げられたら楽しそうです。
家具の配置替えが猫にとっての刺激に
わが家は毎週末の床掃除のついでに、家具のレイアウト替えをしているのですが、毎回新発見があります。
例えば、背が低めな家具はぴったり壁に寄せずに猫の通り道を作ると、そこが猫の遊び場になります。
ソファーの後ろをぐるりと通り抜けて追いかけっ子したり、背もたれの上が通り道やお昼寝スポットになったり、ソファーの使用頻度が格段にアップしました。
爪とぎの数足りていますか?
猫にとって爪とぎは、爪のお手入れだけではなく、マーキングやストレス解消にも使われるとても重要なアイテムです。
四足を床につけた姿勢で爪を研ぐ「横型タイプ」と、人間のように後ろ足二本で立った姿勢で両手を伸ばして爪を研ぐ「縦型タイプ」があり、一部屋に少なくとも1つずつあると良いのだそう。
わが家の「縦型タイプ」は、家具などに巻いて使えるIKEAのマットタイプを使っていて猫も気に入っていましたが、爪を研ぐ度にズルズルとズレ下がり見栄えが悪くなっていったのが気になっていました(^_^;)

麻ロープを使った爪とぎスポットの作り方
そこで、新たな「縦型タイプ」の爪とぎスポットとして、テーブルの脚に麻ロープを使ってDIYしてみました。
爪とぎを置く新たなスペースも必要ないですし、飼い主と猫がテーブルを共有できるってなんだか嬉しいですよね。
通常は、麻ロープを巻きながら接着剤でとめていくのですが、家具を傷めたくなかったので接着剤なしでやってみました。

結び始めは、ロープの両側から引っ張ることできつく結ぶことができる「ふた結び」をします。


爪を研ぐと次第にロープが下がってきてしまうので、下から上に向かって巻いていくのがポイントです。
できるだけ隙間が無いよう、キツめにしっかり巻いていきます。

脚のてっぺんまで巻いたら、端を引っ張るだけできつく結べる方法で巻き止めて完成です!


【追記】
もっとカンタンでキレイに留められる方法があったので、こちらも併せて参考にしてみてください。
見た目的にもテーブルの脚に馴染み、スマートな爪とぎスポットがめちゃくちゃ簡単に完成しました!

ロープを巻く作業は、だんだんねじれていって大変でしたが、6mmの太さを選んでいたので比較的やりやすかったです。
ロープの太さはいろいろありますが、6mmが猫的にもちょうど良かったようで、これまでに見たことないくらい熱心にこの場所で爪を研ぐようになりました。
麻ロープの巻き方は動画にもしています。猫のちょっと驚くほどの嬉しい反応も合わせて、こちらの動画でご覧ください。
お家に柱があるお宅では、柱の上の方まで麻を巻いてみることで、爪とぎとしてだけではなくターザンのように木登りもできる遊具にもなります。
お家に柱がない場合は、LABRICOなどを使って高い場所への導線にしても良さそうですね。
こちらのブログも参考になれば幸いです♪
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資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/愛玩動物飼養管理士 他