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先日、少し大きめの地震がありました。
3.11と同じ震源地で、どうやら3.11の余震だとも言われています。
10年の月日が経ってもまだ余震があるとは驚きです。
日本は地震大国ですし、ここ数年は地球温暖化の影響で巨大台風も毎年何度も上陸しています。
被害にあわれた方々の被害状況を目にする度に、事前の備えをしすぎるということは無いんだなぁ~と痛感させられます。
先日の地震の体験から、わが家では「猫との防災対策」を見直ししている最中ですので、猫飼いさんのヒントになればとブログに残しておきます。
目次
地震当日の状況
わが家は建物の構造のせいか、地震や台風の際に家がめちゃくちゃ揺れます。
先日の地震は「震度4」だったんですが、いろいろな物が落ちてきたので、小学生以来はじめてテーブルの下に隠れるほどでした。
そして、揺れるより先に停電になりました。
性格が真逆のうちの猫たちはというと、ダッシュくんは大きな揺れや、モノの落下に興奮して楽しくなったしまったのか、家中を楽しげに走り回っていました ^^;
そしていつもなら呼ぶとすぐに来るシルブくん。ビビリな性格なので安全な場所に避難したのでしょうか?姿がありません。
懐中電灯代わりにLEDセンサーライト
わが家は、懐中電灯代わりにドアノブにセンサーライトを引っ掛けているので、真っ先にそれを取りにいきました。
ご近所さんから、「この辺りは停電なのに、なんでお宅は電気がついてるの?」とLINEが入ったくらい明るくて、不安な気持ちが薄れたのでご紹介しておきます。
RITEX(ライテックス)LEDどこでもセンサーライト
三脚が自由に曲がるので、どんな場所にも立てることができますし、高いところに引っ掛けることもできるので、キャンプや屋外でも使われているそうです。
わが家では各フロアのドアノブに引っ掛け、センサーライトとしても普段使いしています。
また、避難が必要なときは同行避難で荷物の量が半端ないはずなので、バッグなどに引っ掛けて周囲を明るく照らすことができると便利なんじゃないかなぁ~と思っています。
シルブくんは、使っていない押入れの一番上にいました。(やっぱりいちばん安全そうな場所を知っています。)
猫の飲水は、4箇所とも、器から水が床にこぼれほとんど残っていませんでした。
そして、普段は開けっ放しのドアが揺れで閉まってしまいました。
もし、猫が閉じ込められて、人間が留守にしていたら、怖いですね・・・
そして暖房器具が使えない2月の夜は凍えそうに寒かったです。
翌日から行った備え
冬の寒さ対策に湯たんぽ
明朝は、秒で湯たんぽをポチりました。
停電では、暖房器具が一切使えなくなりますから、IHやカセットコンロなどの備えと合わせてアナログな暖ったかグッズが重宝します。
わが家は、できる限り持続可能でサスティナブルなモノを使うよう心がけているので湯たんぽにしましたが、手軽なアイテムとしてホッカイロなども良さそうですね。
家電・装飾品の転倒防止
「震度7対応」の耐震ジェルマットも購入し、落下したり激しく揺れたモノを固定しました。
わが家はモノは少なめですし、ほとんどのものが戸棚などに収まっているのですが、雑貨や絵を飾ったりすることが好きなので、上の方に飾ってある重たいものやガラス製のものは、下の方へ移動させ、壁の絵もしっかり固定しました。
右下の、アイロンが入っている木箱が、興奮して走り回っているダッシュくんの横に落下して危なかったです。
冷蔵庫の転倒防止
冷蔵庫が転倒したり、突っ張り棒が天井を突き破るなんて話も聞きますので、冷蔵庫上の空間にぴったり収まるよう、高さをミリ単位でオーダーできるダンボールを見つけ注文をしました。
アースダンボール「ツッパリ収納箱」
1枚1000円前後で購入できるので、高さのある食器棚があるお宅なんかにもオススメです。
軽いものであれば中に収納もできますし、白い箱なので貧乏臭くならないのもGOODです! 横と奥行きサイズは、A・Bの2種類から選べるようです。
詳細は公式サイトから
防災グッズ(同行避難)
そして、わが家で備えている防災バッグの中身を全部出して見直しをしました。
猫壱のポータブルセット
猫用に備えているのが、猫壱の「ポータブルサークル」と「ポータブルトイレ」と「コンパクトキャリーケース」。 念の為ハーネスも備えています。 ポータブルサークルは、トイレを置いて猫も2匹入るサイズです。
避難所で実際にこのサークルを広げられる状況かは分かりませんが、これがあれば屋外に避難することも可能ですし、自宅避難の時も窓ガラスが割れたり、猫たちがパニックを起こす可能性もあるので、ケージが無いお宅はポータブルサークルを用意しておくことをオススメします。
定期的に、猫と一緒にサークルやハーネスの確認をしていますが、遊びながらやることで、猫たちにとって防災グッズが「楽しいこと」と記憶してもらえるようにすると、実際に被災した際も、猫たちの緊張が少し和らぐんじゃないかなぁ~と思ったりしています。
防災グッズ(自宅避難)
各自治体では、ペットとの同行避難を推奨していますが、実際にペットの受け入れ可能な避難所は少ないと聞きます。
熊本地震の時に屋内同行避難できた避難所は、全体の1/3程度だったそうです。
例え同行避難できたとしても、ペットと同じ空間にいられるわけではないですので、自宅が燃えてしまったり倒壊しない限りは、自宅で乗り切る備えもしてきたいです。
普段使うものをローリングストック
キャットフードや猫砂を多めに備え、ローリングストックしておきます。
わが家でオススメしている猫砂はこちらのブロクへ↓
猫砂をトイレに流すことができませんし、それ以外でも何かと便利な、BOS「驚異の消臭袋」も多めにストックしておきたいです。
飲水は、人間と兼用でペットボトルをストックします。 硬水は猫にとってミネラルが多すぎるので、軟水がオススメです。
「避難所に行かない防災の教科書」を、Kindleではなく紙の本で購入しました。
ご近所さんとの交流
人間が自宅を留守をしている時に大きな地震がおきた場合、自宅の猫が心配で危険を冒してまで真っ先に自宅に帰ろうとしますよね。
3.11のとき、普段は徒歩1時間の距離が超渋滞で5時間かかり、ヘトヘトで帰宅できた頃には電車が復活していて泣きたかったです。
わが家は、自動給餌器やビデオカメラを設置していますが、停電になっては使えませんし、
飲水がこぼれていないか、
窓ガラスが割れていないか、、、
近所の火事が燃え移らないか、、、、、
餓死しないか、、、、、、、
気が気じゃなくて生きた心地がしないと思いますっっ!
そこで、ご近所さんっす!!!!!!!!!
ご近所に親しい人がいれば、その方が落ち着いたころに「ちょっと様子を見てきてほしい」とお願いすることができます。
猫友であれば、お互いに何かの際には助け合いましょうと、事前に約束しておくことができます。
都心部に住む、特に一人暮らしの女性は、ご近所付き合いをあえて嫌がる人も多いですが、猫の命がかかっていますから、ぜひ猫友を作ってください(笑)
とはいえ、犬のように散歩がないため、誰が猫を飼っているなんて分かりませんよね。
本来は、引っ越しのタイミングでご近所さんにご挨拶に伺っておくと、「うちにも猫がいるのよ~」なんつって、それきっかけで交流が生まれやすくなりますが、普段からも積極的にご挨拶などしておくと良いかもしれません。
ご近所の猫友と繋がれるオススメWEBサービス
オススメは、nyatching(ニャッチング)というご近所の猫飼いさんが繋がれるWEBサービスです。
「『街中の猫をみんなで見守る』を当たり前にする」がコンセプトになっていて、留守中の猫のお世話を、近所の猫飼いさんにお願いできることを目的に作られた仕様になっていますし、安心して繋がれそうです。
自助も共助も大切ですね!
YouTube動画でもご覧いただけます
Youtubeにも同じ内容の動画をアップしていますので、動画で確認したいという方はぜひご覧ください。
わが家の可愛い猫たちが動いて登場しますから(笑)
こちらのブログも参考になれば幸いです♪
【猫のトラブル・お悩みSOS「オンラインアドバイス」】
関わってきた猫700頭以上の経験から、あなたの猫さんに合った方法をアドバイスいたします。
● 新しくお迎えした猫さんが、環境や人に慣れるまで
● 怖がり・凶暴・威嚇・夜鳴き猫さんとの向き合い方
● 家庭内野良・引きこもり・触れない猫さんの人馴れ
● 先住猫と新入り猫さんの、会わせ方・不仲問題
● 野良猫の保護から譲渡まで
【猫が猫らしく活き活き暮らせる「室内改善アドバイス」】
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● 猫さんが使うアイテムの適切な配置
● 安心と刺激が満たされる室内環境
● 猫さんに危険な箇所の対策
● 猫さんが喜ぶ遊び方やタイミング
● ワクワクするごはんやおやつの与え方
猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターや、シェルターを持たない一時預かりプラットフォームの運営を経て、現在は「みんなで猫だすけ」アプリの開発・運営を行う。
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他