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一人暮らしで猫を飼っている方も多いと思います。
もし自宅で突然倒れたら…
残されたペットたちにも危険が及びます。
毎日出勤する場所があれば周囲が異変に気づきますが、リモートワークやフリーランス、ペットと暮らす高齢者も増えました。
誰にも気づかれずに自宅で亡くなり、ペットが餓死してしまうケースを頻繁に耳にしますので、健康で元気であってももしもの備えをしておきたいです。
飼い主に異変があったときに外部に知らせてくれるアプリを2つご紹介します。
2023年現在もサービスが続いていて無料で使えるアプリはあまりなく、また使い勝手の点でも、今回ご紹介する2つに絞られました。
目次
異変を外部に知らせる LINE「見守りサービス」
LINE公式の「見守りサービス」は、災害時や日常のもしもを早期に発見するための安否確認・通知サービスで、無料で使うことができます。
LINEから届くトークメッセージに反応しなかった場合に、 LINE担当者から「本人」→「近親者」へ電話連絡が入ります。
LINE「見守りサービス」 登録方法
①LINEで「Enrich見守りサービス」を検索し、「友達登録」します。
②届いたチャットのリンク先に飛び、必要な情報を登録します。
本人・近親者(2つ登録可)情報、安否確認の頻度

安否確認の流れ
① 事前登録した頻度でチャットが届く( 毎日~5日・毎週・隔週・30日から頻度、曜日・ 時間を選べます)
② チャット内の「OK」をタップ
タップがされないと ↓
③ 24時間後に再度チャットが届く
タップがされないと ↓
④ 3時間後にLINE担当者から電話連絡 (深夜・早朝を除く9:00~22:00)
電話に出ないと ↓
⑤ LINE担当者から近親者に電話連絡 (深夜・早朝を除く9:00~22:00)
LINE「見守りサービス」 気になる点
頻度を毎日に設定していたとしても、自分の身に何かあったタイミングがお知らせメッセージの直後だった場合、近親者に連絡が入るのは最短で47時間後。
さらに、それが深夜の場合は翌9:00以降の連絡となります。
近親者が、近隣ですぐに動けるなら良いですが、そうでない場合は自宅にレスキューが来るまでに3日以上かかるケースも多そうです。
夏場など飲水が蒸発してしまうと、ペットの命に危険が及ぶことも…
LINE「見守りサービス」 使用する際の注意点
これらの事から以下の点に気をつけつつ、別の安否確認サービスとの掛け合わせも必要かもしれません。
・頻度は毎日を選択
・午前中など早い時間帯を選択(電話連絡が深夜帯にならないよう)
・近親者は近隣の方を優先して登録
孤独死防止アプリ 「LinkPlus(リンクプラス)」
一人暮らしでペットと一緒に暮らしている方や、シングルマザーで小さいお子様がいる方など、自分にもしものことがあったとき、大切なものを守るため外部に異変を伝えることを目的に開発されたアプリ「LinkPlus(リンクプラス)」 。
無料で使え、iPhone・Androidともに対応しています。
サービス担当者から本人・近親者へ電話連絡がいくLINEとは異なり、 スマホに届くプッシュ通知に反応しなかった場合、事前登録した内容どおりに外部へメール送信してくれる仕様です。
「LinkPlus(リンクプラス)」 登録方法
① アプリをダウンロードし、サインインします。
Android
iPhone
② 画面の案内どおり事前登録します。
送付先アドレス(3つ登録可)、メール本文、送信時間



「LinkPlus(リンクプラス)」 安否確認の流れ
① 事前登録した時間に、毎日プッシュ通知が届く
② 「メッセージをスルー」 をタップ(反応がないとメール送信時間まで5分ごとに通知が届く)
タップがされないと ↓
③ 事前登録したメールアドレス宛にメールが自動送信



「LinkPlus(リンクプラス)」 気になる点
自分の身に何かあったタイミングがプッシュ通知の直後だった場合でも、24時間以内にはSOSメールが外部に送信されます。
最短47時間のLINEに比べると安心ではありますが、プッシュ通知に気づかないとメールが送信されてしまうので注意が必要です。
また、連絡手段がメールのため、めったに開かないメールアドレスを登録してしまわないよう、事前に相手側の確認をとっておきましょう。
「LinkPlus(リンクプラス)」 使用する際の注意点
・ プッシュ通知に気が付きやすい時間帯を設定する
・確認頻度の高いメールアドレスを登録する
・メール件名文頭に【緊急】【至急】などを入れ気づいてもらう工夫
・相手にサービスのことお知らせしておく
・住所やスペアキーの情報はメール本文に入れておく(スマートキーに変えておくなども)
有料であれば、他にも類似サービスは見つかりますので、ご本人のもしものリスクに合わせていくつか組み合わせてみても良さそうです。
また、近親者が近くにいない場合などは、住居の管理会社や市区町村のケースワーカーを登録先にしておく方法も。
外出時の備え 「家にペットがいます」カード
「家にペットがいます」 エマージェンシーカード
外出時に、事故や災害に巻き込まれたとして、自宅に家族がいなければペットの命が危険です…
住所や緊急連絡先を書き込める、身分証サイズのエマージェンシーカードのペット版を、財布に入れておくと安心です。
「家にペットがいます」 玄関ステッカー・マグネット
外出時に災害に巻き込まれ、自宅に何日も帰れない…
そんな時、玄関に「自宅にペットがいます」ステッカーが貼ってあれば、ペットフードなどの救援物資が支給されたり、誰かが自宅に入ってペットをレスキューしてくれる可能性があります。
宅配時などの猫の脱走防止対策にもなるので、わが家も玄関ドアに貼り付けています。
ペットの持病や後継人を書いた「うちの子ノート」
ペットがせっかくレスキューされても、持病や病歴が分からないと最悪なケースも考えられます。
また、他に家族がいても、ペットのことを全員が熟知しているわけではありません。
ペットをお世話していた奥様が急な事故で亡くなり、無知な旦那さんがペットを保健所に連れて行った…という、ウソのような話しを聞いたことがあります。
「うちの子ノート」も忘れずに準備しておきたいです。
啓蒙で必要な方は、ダウンロードして自由にお使いください。

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猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターや、シェルターを持たない一時預かりプラットフォームの運営を経て、現在は「みんなで猫だすけ」アプリの開発・運営を行う。
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他