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保護団体時代から、あらゆるメーカーのあらゆる猫砂を使ってきましたが、とうとう「これは!!!」という最高の猫砂に出会いました!
猫に人気の「鉱物製」や、猫に優しい「おから」の猫砂についても、使用感や安全性をお伝えしていこうと思います!
どうぞ最後までお付き合いください。
目次
鉱物製の猫砂は安全なのか?
猫砂はいろんなタイプが販売されていますが、猫からのブッチギリ人気は鉱物製です。
元々砂漠で生活していた猫にとって、鉱物製の細かい砂がフィットするのでしょう。
鉱物製猫砂 粉じんがかなり舞う
おしっこ箇所がガッチリと固まるので、飼い主からも高い支持を得ていますが、鉱物製の猫砂は粉じんがかなり舞います。
天井近くのサッシの出っ張りなどにも粉じんが積もるため、舞い方は相当です。
日に何度もそこで用を足し、ガッサガッサと粉じんをかき回し、手足についたソレを舐める猫への安全性は気になるとろこです。
鉱物製猫砂 ベントナイトの有害性
鉱物系で使われているベントナイトの有害性は、「第1種粉じん」に分類されています。(厚生労働省のマニュアル)
吸い込む量によって有害リスクは変わってきますが、猫砂の補充や入替え時はマスク着用で行い、猫がいない空間で換気をするなどの配慮が必要です。
水分と混ざることでガッチリと固まるのが特徴なので、誤食の心配がある猫には使わないのが安心ですね。
以前、5年間お世話をされずネグレクトを受けていた猫のまるくんを保護した際、鉱物系の猫砂が水分と混ざったガチガチのセメント状が、まるくんの手足にびっしりとこびりつき、お湯で洗い流しても洗い流してもなかなか取れなかった経験をしました。
まるくんの相棒猫は、耳の中にヘドロ状になった猫砂が鼻の中まで続き、片耳を切除することになってしまいました。
粉じんが舞いづらい鉱物製猫砂
とはいえ、鉱物製以外の猫砂を使いたがらない猫もいます。
トイレへの不満から、粗相やガマンをして泌尿器系トラブルになることは避けたいので、猫砂を変えるときは、複数あるトイレの1個から変えたり、ミックスさせて割合を変化させるなど、少しずつ試してみてください。
どうしても鉱物製が好きな場合は、粉じんが舞いにくいタイプを。
粗相してしまう猫にも、「エバークリーン」はオススメです。消臭力も高い!
粉じんの舞いづらさはダントツだが、微香タイプです。
砂がやや大きめなので、飛び散りが気になる方にオススメ。
長年愛用した「おからの猫砂」をやめた理由
できるだけ安心して使えるものをということで、わが家では「おからの猫砂」を長年使ってきました。
わが家の猫たちは問題ないのですが、保護猫としてわが家にやってくる猫の中には、とっても美味しそうに「おからの猫砂」をバクバク食べてしまう子もいます(笑)
食べる量にもよりますが、防腐剤・保存料・凝固剤などが入っているので、食べてしまって安全ってことはないですよね。
また、猫砂をストックしている時に、袋の中で虫が湧いたという話もよく聞いていました。
梅雨が長かった2020年の夏、猫砂の袋を開けて1週間も経っていないのに、湿気により固形ではなくボロボロになってしまうことが続き、それが猫砂を見直すきっかけとなりました。
最高の猫砂を見つけた「トイレに流せる木製猫砂」
何かいい猫砂は無いものかと検索し、見つけたこちらの猫砂。
結果、過去一に最高でした。
「トイレに流せる木製猫砂」良い点
●主原料が木のおが屑なので、誤食の危険がない
●森林資源の再利用で環境に優しい
●可燃ゴミ・トイレに流せる二刀流
●めちゃくちゃ「軽い」
●リーズナブル(6Lで500円前後)
●入替えの目安が3ヶ月とコスパ良し
粒のサイズは鉱物製に使い慣れていると大きく感じます。粒の大きさがストレスに感じる猫もいることでしょう…
ただ、猫たちさえ使ってくれれば、粒が大きいことでトイレ外に散らばった砂を、手で取ってポイってトイレに戻せお掃除もラク。
「トイレに流せる木製猫砂」入替えタイミング
パッケージには3ヶ月と記載があるとはいえ、わが家では1-2ヶ月を目処に、猫砂を入替えしています。
猫砂はすべて捨てて、トイレ本体はお風呂場で丸洗いし半日ほど天日干し。
「トイレに流せる木製猫砂」処分法
猫砂の捨て方は環境に配慮したいので、ゴミとして出すかトイレに流すか、悩みどころです。(自治体によってもルールが異なります)
ゴミとして出すには汚物を入れるビニール袋(プラゴミ)が増えますし、トイレに流すには水をたくさん使いますよね…
ただ、先日トイレ詰まりのトラブルがあり業者さんに来てもらったところ、トイレに流せる猫砂でも、配管で詰まらせてしまうお宅が多いと聞きました。
「トイレに流せる」と書いてあっても流さない方が良いそうです。
それから、トイレに流していた月の水道代が、ふだんの倍近かったので、トイレを流す時ってかなりの水が使われているんですな・・・ということが分かりました。
オススメの消臭袋「驚異の防臭袋 BOS (ボス) 」
猫砂を処分する時に使っているポリ袋は、「 驚異の防臭袋 BOS (ボス) うんちが臭わない袋 ペット用 」です。
こちらもめっちゃオススメです!!
全く匂いません!!!
(このビニール越しでもニオイが気になる場合は、猫の腸内環境を気にしてあげて。)
こちらの消臭袋はシリーズ化されていて、犬用・猫用・おむつ用などがありますが、色とサイズが異なるだけで、素材や効果は同じようです。
原材料がポリエチレンなので、分解されずに半永久に地球に残ってしまうのが非常に残念ですが、分解可能な素材のポリ袋も増えているので、環境に優しいシリーズが販売されることに期待したい!
他のトイレ周り用品は、こちらのブログで紹介しています。
【猫のトラブル・お悩みSOS「オンラインアドバイス」】
関わってきた猫700頭以上の経験から、あなたの猫さんに合った方法をアドバイスいたします。
● 新しくお迎えした猫さんが、環境や人に慣れるまで
● 怖がり・凶暴・威嚇・夜鳴き猫さんとの向き合い方
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● 先住猫と新入り猫さんの、会わせ方・不仲問題
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● ワクワクするごはんやおやつの与え方
猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターや、シェルターを持たない一時預かりプラットフォームの運営を経て、現在は「みんなで猫だすけ」アプリの開発・運営を行う。
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他