猫が喜ぶおやつの与え方

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

猫と楽しいおやつタイムしていますか?

おやつのあげすぎは体によく無さそうだし、時々しかあげてないよ・・という方も多いかもしれません。

わが家も以前はそうでした。

が、今はおやつが日課になり猫たちのQOLもアップしているので、今回のブログではわが家で実践している効果的なおやつの与え方やオススメおやつ、あげるタイミングについて解説していきます。



おやつの効果

野生の猫たちは日に10回前後狩りをして食べ物を獲ていましたが、飼い猫の多くは日に2回ほど飼い主からごはんを与えられ食べています。

飼い猫は、狩りに失敗して空腹になる不安から解放された一方で、狩りで得られていた刺激や充実感が失われ、狩りにあてていた時間を持て余し退屈してしまいがち。

ごはんやおやつの時間を工夫し、室内猫にも野生猫のような刺激や充実感を体験させてあげられると良いですよね!

満足度アップする「ごはん」

毎日決まった時間に決まったメニューが配給されては、人間だって「食べること=退屈」になってしまいます…

変化をつけ「わくわく感」を出すことで、ごはん時間が楽しみになり満足感もアップします。

・ごはんの回数を増やす
・ごはん前にオモチャで遊ぶ(狩りごっこ)
・キャットフード以外にお肉も取り入れる
・味に変化をつける
・食べる場所を変える

詳しくは、こちらで解説しています。

満足度アップする「おやつ」

「狩り」のように自分で見つけた食べ物は刺激的で満足感も上がるので、自分で「見つけた」「獲た」と感じられる方法でおやつをあげてみましょう。

ごはんよりおやつの方が工夫しやすく、飼い主も気軽にはじめられやすいです。

① 隠す

部屋のあちこちにおやつを隠してみましょう。

キャットタワーや家具の上、小物の間などに、猫が嗅覚を使って探せるようおやつを隠していきます。

床置きする場合は小瓶などにおやつを入れておくと、取りづらくなって更に得たときの喜びは大きくなります。(高い場所は、便が落ちると危ないので気をつけて)

② 投げる

粒タイプのおやつを、遠くの方へ投げてみてください。

はじめのうちは気が付かないこともあるので、近距離から徐々に遠くの方へ、いろんな角度に投げてみると、楽しそうに走ってキャッチしてくれるようになります。

少々おやつの欠片が飛び散りますが、毎日掃除していればそこまで気にならないと思います。

③ 知育トイ

知育トイは犬用の方が種類が豊富で、猫にも使えるものがほとんどなので、どのタイプが気に入ってくれるかいろいろ試してみると良さそう。

ゴムタイプは壊れにくいですが、犬用だと甘く強烈な匂いがする商品もあるので注意が必要です。

こちらは、左右の締め具合を調整することで、おやつサイズに合わせたり、難易度を変えたりできて便利。

created by Rinker
リッチェル
¥1,658 (2024/04/25 22:29:40時点 Amazon調べ-詳細)

ネズミの形状をした可愛い知育トイ。

プラスチックで激しく転がすと壊れやすいため、マットの上などで使うと長く楽しめます。

ノーズワークのパズルタイプは難易度が高いので、はじめのうちは飼い主がサポートしつつ最終的に自力で見つけられるようにやっていきます。

食いしん坊な子にオススメです。

マットタイプは使ったことないけれど、パズルタイプより猫向きかもしれません。

オススメおやつ

保護猫活動しているわが家では、人馴れ訓練に「ちゅ~る」や市販のおやつもよく利用しますが、「無添加」とパッケージに記載されていても、 添加物の概念が曖昧だからか「含まれてるじゃんっっ!」といケースもよくあります。

添加物が気になる方は、素材のみを使ったジャーキーやフリーズドライがオススメです。

「① 隠す」ときにわが家で長年愛用しているのは、冷凍保存できる「Meat-Gen」の鶏むねジャーキー

猫のごはん用お肉も同じショップで購入しているので、1~2ヶ月に1度送料無料になる量をまとめ買いしています。


Amazonなどで手軽に購入できるフリーズドライタイプなんかも良さそうです。

created by Rinker
ママクック
¥1,961 (2024/04/26 01:03:42時点 Amazon調べ-詳細)

おやつを与えるタイミング

おやつ時間を設ける以外に、猫のテンションが上がっているときや、何か頑張ったあとのご褒美として与えるのも良いです。

テンションが上がっているとき

猫は薄明薄暮性なので、早朝・夕方に活動的になる傾向があります。

また、室内猫の場合、人間の生活サイクルに合わせてテンションが上下します。

例えば、起床してから飼い主は身支度でバタバタするので、それに合わせて猫のテンションも上がりますが、突如「行ってくるね~」と室内に静寂が訪れると、一度上がったテンションを持て余し、飼い主の留守中に暴れたりイタズラ行為に繋がることも・・

できれば出勤前や、リモートワークであれば仕事前に、猫と遊ぶ時間を設けてあげられると良いのですが、そんな時間もないよ・・という時には「① 隠す」や「③ 知育トイ」を仕込んでおけば、「狩り」行為で猫のテンションは放出でき、飼い主が急にいなくなった寂しさも紛れて一石二鳥です。

外出先から帰宅したときも同様にテンションが上がるタイミングなので、ごはん時間とバッティングしないようでしたら、おやつタイムにぴったりです。

頑張った後のご褒美

犬はしつけトレーニングでおやつを効果的に使いますが、猫にもご褒美としておやつは有効です。

苦手なことを頑張った後におやつをあげることで、「楽しかった」記憶で上書きすることができ、苦手を克服することもできます。

・爪切りや目薬の後
・動物病院の診療後
・仲良くさせたい猫や犬や人のそばでおやつ

いかがでしたでしょうか。

おやつを使って猫の満足度をアップさせることは比較的カンタンにできるので、できそうなところからぜひ試してみてください。

【猫のトラブル・お悩みSOS「オンラインアドバイス」】
関わってきた猫700頭以上の経験から、あなたの猫さんに合った方法をアドバイスいたします。
● 新しくお迎えした猫さんが、環境や人に慣れるまで
● 怖がり・凶暴・威嚇・夜鳴き猫さんとの向き合い方
● 家庭内野良・引きこもり・触れない猫さんの人馴れ
● 先住猫と新入り猫さんの、会わせ方・不仲問題
● 野良猫の保護から譲渡まで

【猫が猫らしく活き活き暮らせる「室内改善アドバイス」】
猫にとって「お家の中が世界のすべて」です。習性に合った刺激的で退屈しない環境づくりをご提案します。
● 猫さんが使うアイテムの適切な配置
● 安心と刺激が満たされる室内環境
● 猫さんに危険な箇所の対策
● 猫さんが喜ぶ遊び方やタイミング
● ワクワクするごはんやおやつの与え方