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「猫のごはん、1日2回でいいのかな?」と思ったことはありませんか?
実は、猫はもともと1日に何度も小分けに食べる習性があります。でも、室内飼いの猫は飼い主の生活リズムに合わせて1日2回の食事が一般的。
ただ、食事の間隔が長すぎると…
☑ お腹が空きすぎて胃液を吐く
☑ 早食いしすぎて未消化のまま吐いてしまう
☑ 空腹時間が長いことでストレスを感じる

こうしたトラブルを避けるには、少しずつ小分けにして与えるのがおすすめです。
この記事では、猫の健康を守る食事回数の考え方や、実際のスケジュール例、多頭飼育での工夫、トッピングの活用法まで詳しく解説します!
目次
猫に適した食事回数は?
猫の食性を考えよう
猫は本来、1日に10回ほどの小分けの食事をとる動物。
野生の猫は狩りをして獲物を少しずつ食べます。そのため、一度にたくさん食べるより、少量を何度も食べるほうが自然なんです。

しかし、室内飼いの猫は1日2回の食事が多く、空腹時間が長くなりがち。特に胃腸が弱い猫は、長時間空腹だと胃液を吐いてしまうことも…。
1日「2回 vs 4〜5回」の違い
1日2回にすると…
☑ 食事の間隔が長くなり、空腹ストレスが増える💦
☑ 早食いしやすくなり、吐くリスクが上がる💦
☑ 活動量が少ない時間に食べ過ぎると、肥満になりやすい💦

1日4〜5回にすると…
☑ 空腹時間が短くなり、ストレス軽減👌
☑ 早食いが防げて吐き戻ししにくい👌
☑ 食べる楽しみが増え、活発になる👌
とはいえ、猫によって合う食事回数は違うので、食欲や体調を見ながら調整してみましょう。
1日の食事スケジュール例
実際に、どうやって小分けにしたらいいのか?
📌 忙しくてもできる、小分けごはんスケジュール
🍽️朝起きたら → すぐに朝ごはん
🍽️出勤前 → おやつや少量のドライフードを隠す
🍽️帰宅後 → すぐにごはん
🍽️スキンシップタイム → ドライフードを投げて遊びながら食べさせる
🍽️寝る前 → 夜ごはん(少なめ)

👇こんなふうに小分けにすることで
☑ 次のごはんを楽しみにするようになる
☑ 1回の食事量が減って胃腸に優しい
☑ 「朝早く起こされる問題」が減る

さらに、ごはんのトッピングを変えると、ごはんがもっと楽しくなります!
ごはんはトッピングを工夫しよう
メインのドライフードは、一度開封すると酸化しやすいため、複数をローテーションするのは難しいですが、ウェットフードなら1〜2日で使い切れるので、種類をローテーションしやすいのが魅力です。
また、猫は給水器から十分に水を飲まないことが多いため、ごはんから水分を摂取できると健康維持に役立ちます。
☑ ドライフードの水分量は約10%
☑ ウェットフードの水分量は約75〜80%
ウェットフードを活用すると、猫の水分摂取量を増やしやすく、腎臓病の予防や尿路の健康維持にも◎。

さらに、こんな方法も!
☑ お湯を足してスープ状にする → 温かいほうが食いつきが良くなる!
☑ フリーズドライフードを活用する → 栄養価も高く、風味も◎
ちょっとした工夫で、猫の食事への興味もアップしますよ。

わが家でよく使うトッピング
よく質問をいただくので、わが家でよく使うトッピングをご紹介。
はごろもフーズの「無一物」シリーズは、素材と水だけで作られたシンプルで安心な猫用ウェットフードです。
添加物を一切使用せず、種類が豊富なのも魅力。
まぐろ・かつお・鶏むね肉・ぶり・鶏ささみ&なんこつ・真鯛・鱈などがあります。
パウチの中のウェットフードをすくい終えたら、お湯を少し注いで軽く振り、そのままドライフードにかけています。
こうすることで、パウチに残りがちなウェットフードを無駄なく使え、パウチを洗う手間が省けるうえ、猫はスープとして楽しみながら水分補給もできるので、一石三鳥です。

あとは、ママクックやFOUR-FOODSのフリーズドライもよく使っています。
多頭飼育の食事管理のポイント
多頭飼いの場合、ごはんの取り合いや食事中のストレスが起きやすいので、食事環境を工夫することが大切です。
☑ 食事場所を分ける → 猫は単独で食べたい動物なので、距離をとると安心
☑ 食事時間をずらす → 先住猫・新入り猫など、関係性を見て調整
☑ ケージや別室で食べさせる → 食べるスピードの違いがある場合におすすめ
☑ 自動給餌器を活用 → 留守時間が長い場合は便利。ただし、管理が難しい面も
特に置き餌は、多頭飼いだとデメリットが多いです。
置き餌のメリット・デメリット
✅ メリット:猫が好きなタイミングで食べられる
❌ デメリット:食事量の管理が難しく、酸化や傷みのリスクがある
猫にとってもずっとそこに置いてあるごはんには魅力を感じない・・
そのため、どうしてもな時だけ取り入れるのがベターです。

まとめ
猫の健康を守るには、1日2回ではなく、小分けにするのが理想的。
とはいえ、生活スタイルや猫の性格に合わせて調整することも大切です。
☑ 1日2回でもOKだけど、小分けにすると胃腸に優しい
☑ 食事回数を増やすと、食事の楽しみも増える
☑ 多頭飼いなら、距離を取ってストレス軽減
☑ トッピングを活用すると、ごはんのマンネリ防止に!
猫に合う食事スタイルを探しながら、無理なく調整してみてくださいね。
今回の内容はショート動画でもご覧いただけます↓

猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターや、シェルターを持たない一時預かりプラットフォームの運営を経て、現在は「みんなで猫だすけ」アプリの開発・運営を行う。
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他