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寒い季節、愛猫の様子が気になっていませんか?
「最近、猫の食欲が落ちた」「水を飲まなくなった」「いつもより元気がない」
こんな変化を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの症状の多くが寒さによるストレスが原因かもしれません。
このブログを読めば、愛猫が快適に冬を過ごすための具体的な対策が分かります。
2,000頭以上の猫のケアに携わってきた経験から、効果的な室温管理の方法からおすすめのグッズまで、科学的根拠に基づいた実践的なアドバイスをお伝えします。
目次
猫の体温管理の重要性
まず、猫の平均体温は38.5度と、人間より約2度も高いため、私たちが快適に感じる室温でも、猫にとっては寒く感じることがあります。
また、室温が18度を下回ると、体温維持のために余分なエネルギーを消費し、体力を消耗しやすくなります。
猫にとって理想的な室温は、年齢や健康状態によって個体差もありますが、およそ20~22度です。
では、具体的な対策を見ていきましょう。
【対策1】冬の水分補給を助けるマグカップウォーマーの活用法
冬場は冷たい水を避けて水分摂取量が減少し、腎臓や膀胱に負担がかかりやすくなります。
このため、寒い季節は水分補給が特に重要です。
温かい水を用意することで、自然な水分補給を促すことができるので、マグカップウォーマーの上に給水器を設置してみましょう。
マグカップウォーマーは検索するといろいろと見つかります。
ときどき「熱くなりすぎないでしょうか?」と質問をいただきますが、マグカップウォーマー自体には加熱機能がないため、最初にぬるま湯で準備しておきさえすれば、心配はいりません。
わが家で使っているマグカップウォーマーは完売してしまいましたが、フォロワーさんから快適に使えています!とご紹介いただいたマグカップウォーマーはこちらです。
雪国などでも使える野生動物用に作られた加熱ボウルは、わが家は外猫用に設置していますが、室内でももちろん使えます。
ちょっと大きめではありますが、その分猫からも目立つので飲むきっかけになりやすいです。
猫のお気に入りの場所や、よく通る場所・目に付く場所に設置するのがポイントです。
【対策2】断熱効果を高める冬用カーテンへチェンジ
室内猫にとって窓はエンタメ。
窓の付近にキャットタワーなどを設置しているお家も多いと思います。
冬も窓際で猫たちが快適に過ごせるよう、窓際対策をしていきましょう。
実は、窓際の温度管理は室温全体に大きく影響します。
冬用カーテンへの交換だけで、室温が1~2度上昇するというデータがあります。
わが家の場合、ほとんどの窓にキャットウォークを設置しているため、ブラインドではなくカーテンを利用しています。
夏場はレースカーテンなどで過ごしていますが、秋~春先までは断熱効果の高い冬用カーテンは欠かせません。
キャットウォークをつけたままカーテンを閉めると隙間風などはどうなるのか?とよく質問をいただきます。
最近のカーテンには5cmほどの調整が可能なアジャスターが付いているので、キャットウォークの奥行き分カーテンが前に張り出す感じはありますが、窓の両側や床から隙間風が吹き込むことはありません。
【対策3】ホットカーペットの賢い活用術~低温やけど予防のポイント~
猫は一日の70%以上を睡眠に費やしているため、寝床の温度管理は冬の快適さを左右する重要なポイントとなります。
エアコンやファンヒーターだけに頼ると、電気代の上昇や室内の乾燥が問題になりますが、猫の睡眠時間が長いことを考えると、寝床を直接温める方が効率的です。
2~3カ所にホットカーペットを分散して設置することで、移動して調整できたり、個々の猫の好みに対応できます。
ペット専用のホットカーペットは、イタズラ防止機能付きで、コードが頑丈なのが特徴です。カーペット部分は厚手のボード状だったり、防水性のビニールコーティングされたシートの上からカバーをかけるタイプが一般的。
わが家も2台はペット専用ですが、もう1台は人を温める用のホットマットを使っています。
ブランケット状で柔らかく、ソファーに敷いておけば飼い主も座って暖を取ることができます。
最長9時間のタイマー設定、6段階の温度調整機能付きで、何より丸洗い可能という清潔面でのメリットも。
ホットカーペットは低温やけどしないよう、猫の体温と同じ35-40度が理想的です。
特にシニア猫の場合は年齢とともに温度感覚が鈍くなるため、こまめな様子観察をしてあげたい。
ちなみに、コタツ好きな猫は多いですが、低温やけど以外にも、脱水症状・熱中症・酸欠のリスクがあります。
また、こたつの赤外線は猫の目に悪影響を及ぼす可能性があり、長時間見てしまうことで白内障のリスクを高めるとされているので、飼い主さんが気をつけてあげてください。
【対策4】AIに聞いた!猫にお勧めの加湿器
暖房機器をつけると室温は乾燥します。
猫の気管支は人間より繊細で、乾燥による体調変化が起きやすいです。
獣医学会の研究では、適切な湿度管理により呼吸器系の問題が30%減少したというデータもあるので、湿度50%を目安に加湿器を活用をお勧めします。
わが家は、超音波式の加湿器を使っていますが、ここでお勧めできるほどの代物ではありません(笑)
そこで、猫に適した加湿器について、新しい検索AIエンジン「Felo」に聞いてみました!
猫に適した加湿器の特徴
・熱くならないタイプ
猫が加湿器に近づいてもやけどの危険がないよう、熱を発生させない加湿器を選ぶことが大切です。特にスチーム式や加熱式の加湿器は避けるべきです。
・静音設計
猫は音に敏感なため、静かに動作する加湿器が望ましいです。音が気になると、猫がストレスを感じることがあります。
・安定性
加湿器が倒れにくい設計であることも重要です。猫が触れたり、乗ったりしても転倒しないような安定した形状を選びましょう。
・お手入れが簡単
加湿器は定期的に清掃が必要です。お手入れが簡単なモデルを選ぶことで、衛生的に使用できます。
おすすめの加湿器
・ダイニチ ハイブリッド加湿器
特徴: 熱くならず、しっかりと加湿ができる。音も静かで、猫がいても安心して使用できる。
利点: お手入れが簡単で、フィルターの交換も手軽に行える。
・アイリスオーヤマ HVH-700R1
特徴: ハイブリッド式で、安定感があり、音も静か。猫がいる家庭でも安心して使える設計。
利点: 加湿力が高く、湿度管理がしやすい。
・パナソニック FE-KXU07-W
特徴: スリムなデザインで場所を取らず、熱くならない気化式。猫が触れても安全。
利点: お手入れが簡単で、フィルターも交換しやすい。
・超音波式加湿器
特徴: 水を超音波で霧状にして放出するため、熱を発生させず安全。静音設計のものが多い。
利点: コンパクトでデザインも可愛いものが多く、インテリアとしても楽しめる。
選び方のポイント
加湿方式: 猫に優しい加湿器としては、気化式やハイブリッド式が特におすすめです。超音波式も良いですが、衛生面に注意が必要です。
サイズとデザイン: 部屋のスペースに合ったサイズを選び、猫が興味を持たないデザインを選ぶと良いでしょう。
これらのポイントを考慮しながら、猫にとって安全で快適な加湿器を選ぶことができます。猫の健康を守るためにも、適切な湿度を保つことは非常に重要です。
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Feloお勧めの加湿器はこちらです。
【対策5】のれんで実現する省エネと快適さの両立
最後に、意外な「のれん」の活用法をご紹介します。
猫との暮らしでは、猫たちが自由に室内を行き来できるよう、入られて困る場所以外のドアを開けっ放しで過ごす方は多いかと思います。
でも、冬場に開けっ放しにすると、エアコン代がすごいことに・・
そこで、部屋の入口に長めののれんを下げれば、暖房の熱を逃がさず、猫は自由に通れます。
私の体験ですが、今の家に引っ越してきて最初の冬に、電気代が4万円を超えて愕然としました。
一戸建てはマンションと比べると気密性が低く窓も多いために非常に寒く、広さに比べて少ない台数のエアコンがフル回転していたために、電気代が跳ね上がりました・・
しかし、今回ご紹介した対策(ホットカーペット、厚手カーテン、のれん)を組み合わせ、エアコンの設定温度を20-21度に抑えたところ、電気代を5分の1まで削減できた年もあったのです。
まとめ:猫と快適に冬を過ごすために
寒さ対策は、単なる快適さの問題ではなく、適切な環境管理は猫の健康維持に直結する重要な要素です。
毎日の暮らしの中で、ちょっとした工夫を重ねることで、愛猫との冬の日々をより快適に過ごすことができます。
ぜひ、このブログで紹介した方法を参考に、あなたの家庭に合った冬支度を始めてみてください。
猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターや、シェルターを持たない一時預かりプラットフォームの運営を経て、現在は「みんなで猫だすけ」アプリの開発・運営を行う。
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他