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こんにちは、「猫を幸せにするアドバイザー」のえんです。
突然ですが、皆さんは地震に備えていますか?
日本は地震大国。いつ大地震が起きてもおかしくありません。
そんな中で、愛猫の命を守るためには、日頃からの備えが欠かせません。
今回は、地震から猫の命を守るための13の重要なポイントをご紹介します。
目次
1. 物を減らし、倒れやすい家具を手放す
地震の際、最も危険なのは家具の転倒です。
体が小さな猫は転倒した家具の下敷きになったり、隙間から出られなくなるリスクが高くなります。
☑ 背の高い家具は極力減らす
☑ 必要最小限の家具だけを残す
☑ 猫の好きな高い場所を安全に確保する
物を減らすことで、避難経路の確保にもつながります。
胸の高さの家具は転倒すると知り、わが家は数年かけて物とチェストを手放しました。
2. 家具の転倒、小物の落下防止対策
残した家具も、しっかりと固定することが大切です。
最近は、便利な家具転倒防止グッズがたくさん出ているので、こまめに見直していきましょう。
キャットタワーやキャットウォークは、天井突っ張りタイプであれば定期的に緩んでいないかの確認を。
転倒の可能性がある置き型キャットタワーは、一段目の板の上に、猫砂やお水が入った段ボールを置くなどもお勧めです。
3. 収納は重たいものを下へ
収納の仕方を工夫するだけでも、被害を軽減できます。
下に移動:
本や食器類など、重たいものや割れる危険があるもの
上に移動:
高い場所から落下してもケガや破損の心配がない物
更に、収納扉が開いてしまわないようチャイルドロックをしておくと更に安心です。
4. 窓の飛散防止フィルム
ガラスの破片は、人間だけでなく猫にとっても非常に危険です。
できれば全ての窓に飛散防止フィルムを貼りたいところですが、窓が多い家などでは難しいこともあるでしょう。
猫がよく近づく窓から優先的に対策していきます。
フィルムを貼ることで、紫外線カットの効果も得られ一石二鳥ですね。
わが家は部分的ですが、こちらの窓フィルムを貼ってます↓
5. ローリングストックを多めに
災害時、ペットフードの入手が困難になることがあります。
☑ できれば2週間分のフードを備蓄
☑ 水(軟水)は1日あたり100〜200mlを目安に
☑ 猫砂も多めに用意
猫砂は、飼い主の緊急時トイレとしても使えるので、猫砂・ペットシーツ・45Lゴミ袋は多めに備えておきましょう。
防臭袋も多めにあると便利です。
6. 家族の帰宅困難時の備え
家族全員が自宅に戻れない状況も想定しておきましょう。
☑ 自動給餌器・自動給水器の導入を検討
☑ 給水器は、大きめを各部屋に1個は設置
☑ 閉じ込め防止にドアストッパーを活用
こちらの自重給水器は、2L入るタンクが倒れにくい構造になっていて非常にお勧めです。
7. 同行避難リュックを玄関に
猫は環境の変化によるストレスが大きいので、家屋の倒壊やもらい火のリスクが低ければ自宅避難がお勧めです。
ただ、いざという時のために、同行避難用の防災リュックは準備しておきましょう。
☑ ポータブルサークル・トイレ
☑ キャットフードやお水
☑ 常備薬
避難所では、カップごと与えて水分もとれるタイプのフードがお勧め。
不安を落ち着かせてくれるスプレーやサプリメントも持っておくと安心です。
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8. 家のどこに逃げるか把握
猫は危険を察知すると、ものすごい瞬発力で走り出すことがあります。
また、思いもよらぬ場所に隠れることもあるので、猫が怖い思いをした時にどこに逃げることが多いか日頃から把握しておくようにしましょう。
夜間の停電時、猫を連れて即避難が必要な時も、探しやすくなります。
☑ 懐中電灯を各部屋に配置
☑ 人感センサーライトで猫の逃げ道を探る
9. ケージを普段使い
災害時、ケージは猫の安全な避難場所になります。
日頃からケージを猫にとって居心地の良い場所にすることで、ストレスなく避難できます。
☑ ケージの中で食事やおやつを与える
☑ お気に入りの猫ベッドやハンモック
☑ トイレや爪とぎも設置し、自分の匂いで安心できるようにする
10. 小さな揺れでも避難訓練
グラッときたら、家の中で一番安全な場所に移動する習慣をつけておきましょう。
テーブルの下以外にも、家具などの転倒の心配がなく玄関に近い、廊下もお勧めです。
笛や懐中電灯などは、すぐ手の届くところに置いておきます。
☑ 家の中で最も安全な場所を決める
☑ 小さな揺れでも毎回避難訓練にする
☑ 猫も一緒に訓練に参加させる
訓練を重ねることで、実際の災害時にも冷静に行動できます。
11. 「うちに猫がいます」玄関ステッカー
災害時、家に取り残された猫を救助してもらうために、「うちに猫がいます」玄関ステッカーを貼り出しておきましょう。
キャットフードなどの物資を玄関前に配給されるケースもあるようです。
12. マイクロチップ
災害時、割れた窓から脱走して迷子になってしまうケースは非常に多いです。
首輪は、引っ掛けて外れてしまうことがあるので完全ではありません。
できれば、動物病院でマイクロチップを挿入し、登録情報は最新の状態に保っておくようにしましょう。
マイクロチップは、猫との再会を助ける強い味方になります。
13. 互助できるご近所つながり
災害時、地域のつながりが大きな力になります。
☑ 日頃からご近所付き合いを大切に
☑ 猫を飼っている近所の方と情報交換
☑ 地域の防災訓練に参加
お互いに助け合える関係性を築いておくことで、いざという時の心強い味方になります。
まとめ:今日からできる猫との防災対策
ここまで、地震から猫の命を守るための13の対策をご紹介しました。
一度にすべてを実践するのは難しいかもしれません。でも、今日からできることから少しずつ始めてみましょう。
災害はいつ起こるかわかりません。でも、備えがあれば、愛猫と共に乗り越えられるはずです。
皆さんの猫との暮らしが、いつまでも幸せで安全なものでありますように。
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猫を幸せにするアドバイザーとして、飼育トラブル・室内環境・保護活動・商品やプロジェクトのアドバイスや監修を行っています。保護猫シェルターの運営を経て、シェルターを持たない保護猫活動「AHAHA」を運営。(譲渡猫200、猫トラブル改善2,000以上)
資格:キャットライフアドバイザー/猫との住まいアドバイザー/ペット共生住宅管理士/犬猫行動アナリスト/愛玩動物飼養管理士2級 他