【猫満足】ご飯回数を増やそう!

猫と暮らしている方は、「室内猫は幸せなのかな?」「外に出たがっているのでは?」と考えてみたことが一度はあるかと思います。

「自由で危険な野良猫」と、「安全で退屈(になりがち)な室内猫」。

野良猫の「危険」を取り除いてあげることはできないけれど、猫本来の習性を発揮できる室内環境を整え「安全で充実した室内猫」にしてあげることはできるので、幸せな室内猫にするためにできることから一緒にはじめていきましょう!

今回のテーマは、ごはんの回数を増やすです。



猫のご飯回数を増やす

野生の猫は1日に10回前後、小動物や虫などを捕食していますが、室内猫の多くは人間の都合に合わせることになり、朝と晩の2回でガッツリ食べるという食事スタイルへ大きく変わりました。

少量をちょこちょこ小分けに食べることに対応した体なのに、急にドカ食い生活に切り替われば、体はもちろんのことメンタルへの影響が出てきてもおかしくありません。

ご飯の回数を増やすことでどんな効果が期待できるのか、飼い主も無理なくご飯回数を増やす方法について解説していきます。

期待できる効果


吐き戻しが減る

日に2回のご飯では、次のご飯までの時間があきすぎたために、空腹で胃液を吐く子がいます。

帰宅したら、床に透明の胃液があった・・・なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

更に、「やった!やっとごはんだ!」とがっついて食べたために、胃で消化される前に食べたものが逆流してきて、まるごと吐き戻す子も・・・。

わが家のダッシュくんも、頻繁に胃液を吐いたり、食後の吐き戻しを繰り返していましたが、ごはんの回数を2回から4回に増やしたことでパタリと治まりました。

血糖値の上昇が緩やかに

空腹な状態から一気にドカ食いをすれば、血糖値は急上昇し、その後急降下します。

ドライフードなどの高カロリーなものをメインで与えている場合はとくに注意が必要で、そのような食事スタイルを続けていると、肥満や糖尿病の心配も・・・

ご飯の回数を増やせば、常に小腹が満たされているので、血糖値はゆるやかな上下となります。

健康面からみて獣医さんも、ご飯の回数は日に3~5回が好ましいと勧めています。

刺激や生きがいを増やす

野生の猫にとって、「食べること」すなわち「狩り」が生きることそのものであったのに対し、飼い主からご飯を与えられる室内猫は「狩り」をする必要が無くなり、刺激や生きがいも減ってしまいがちです。

ご飯の回数が増えることで楽しみや刺激が増えますし、ご飯のあげ方に「狩り」的要素を加えることで、「配給」から「狩り」へと猫の狩猟本能を満たしてあげることができます。

狩り的要素には、ご飯前に「狩りごっこ」のような遊びをしたり、ご飯やおやつの場所を猫に見つけてもらったり、知育トイなどを使う方法がありますが、詳しは別のブログで紹介したいと思います。

ご飯回数を増やす方法

無理なく増やす

1日に10回もご飯をあげることは現実的ではありませんが、これまで2回だったところを3~5回に増やしてあげることは無理なくできそうです。

例えば、
朝起きてから出かけるまでの時間に比較的ゆとりがあるのであれば、「朝起きてすぐ」と「出かける前」に分けたり、

帰宅後も、「帰宅してすぐ」と「睡眠前」に分けたり、

留守時に自動給餌器でご飯をあげることもできます。

わが家は、わたしが自宅で仕事をしているので、5時・(おやつ8時)・11時・16時・20時とおおよそ5時間おきであげていますが、時間配分はきれいに分かれていなくても、次のご飯まで時間があきそうであれば量を多めに調整したりで大丈夫!

まずは1~2回増やすタイミングを探してみてください。

置き餌は避ける

ちょこちょこ頻繁に食べてもらうなら、置き餌にしておいて猫の好きなタイミングで食べてもらえばいいじゃん!と思いますよね。

でも、出しっぱなしの時間が長いと、特に夏場などはご飯がいたみやすくなります。

ドライフードは酸化すると癌の原因になるので、酸化防止剤が入っているとはいえお皿に出したら30分以内で回収する、など決めておくと安全です。

「うちの子、すぐには食べないから出しっぱなしなの・・・」という方もよく聞きますが、常にご飯があっていつでも食べられる安心感がより拍車をかけている可能性もあるので、30分経って片付けられてしまった・・・という空腹感を経験することで、出されたらすぐに食べるように少しずつ猫も切り替わってくるかと思います。

自動給餌器

自動給餌器をセットしておけば、留守時も無理なくご飯をあげることができる上に、帰宅が遅くなるときや、事故や災害に巻き込まれて帰宅困難者となった際にも安心です。

ただ、やはりドライフードの酸化は気になるので、毎日必要な分を入れ替えることと、自動給餌器での給餌は留守時限定にするという使い方が良さそうです。

自動給餌器は日々進化しているので、乾燥剤がセットできるものや、見守りカメラ内蔵、停電時に電池に切り替えしてくれるタイプなどの機能もチェックしておきたいです。

いかがでしたでしょうか。
わが家では、ご飯の回数を増やす以外にも、ご飯がより楽しくなるような工夫をたくさんしていますので、また別の機会にご紹介したいと思います!

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